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New Zealand生活について書きます

移動先での出来事

ファンガレイの美術館

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美術館横の公園
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目次

こんにちは。

前回の更新から一週間経ってないくらいですが、その間色々あった+時間に余裕ができたので忘れないうちにここに纏めておきます。

 

ファンガレイに来た

前回更新した時はロトルアにいたと思いますが、そこから長距離バスで北に移動してファンガレイというところに来ました。

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ロトルア→オークランドで4h、バス乗り換えでオークランド→ファンガレイが2h55mって感じでした。日本でもよく夜行バスに乗ってる貧乏人なので移動時間は苦ではなかったですが、なんかめちゃくちゃ車内冷房付いてて寒かったのがしんどかったです。あと首回りにする枕を面倒くさがって取り出さなかったらちょっと首肩が疲れました。

 

バッパーの屋上、お気に入り

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猫のturtle🐢🥰
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バッパーのオーナーのおじさん、私の名前YAKUZAヤクザだと思ってる?
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ファンガレイでは市内中心部にある「セルブロック」という元々は刑務所だったというバックパッカーズに泊まっています。女子4人部屋。寝泊まりする部屋は狭めだけど、リビングとか共有スペースが天窓たくさんで気持ちいいのと、屋上があってダラダラしたり洗濯物干したりできるのと、全体のインテリアがメキシコ風なのが好き。そして何より人とネコ。前回ロトルアにいた時は韓国人のお母さんくらいとしか仲良くならなかったけど、今のバッパーは長期滞在している人が多いみたいでみんなめっちゃ優しい。リビングにいる時もなんか家族みたい。雰囲気がとても良いです。あとバッパーに住んでる猫が一匹+たまにもう一匹。写真に写っているのは「タートル」っていういつもいる子です。なんか動きがゆっくりだからタートル?みたいなこと説明されたけど猫って俊敏な生き物だよなって思ってる。笑 あとはたまーにフラッと現れる太ってる茶と黒のトラ猫は「キャビア」って名前らしい。日本じゃ聞かない名付けセンスだと思う笑

あとファンガレイの街について説明すると、中心部に川が流れてて小型船舶がめっちゃ停まってるポートがあります。そしてその横に美術館が三つ連なってる。写真上げたのが一番目立ってるバルセロナグエル公園みたいなタイル貼りの美術館。その横に企画展を入れ替えでやってる現代美術館っぽいのと、いろんな時計を飾ってるclock museumがあります。現代美術館の次の企画展が29日から始まるみたいなのでそのタイミングで美術館をちゃんと巡ろうと思って取っておいてます。

 

 

労基事件

前回も書きましたが私がここに移動して来たのはレストランで働くためでした。22日に移動してきて、もうその日の夜のシフトから働くというハードさw 日本にいる時も色々バイトして来たので飲食もやったことはありますが、正直全然続いたことない。飲食って割に合わないことが多くて、最低賃金でハードな仕事ぶりを求められるので嫌ですぐ辞めちゃう。一番は飲食で店長とかをやってる人間とまっじでソリが合わないことが原因。バイトとかから叩き上げてきて仕事にプライド持ってるみたいな人が多くて、ただでさえ飲食仕事に楽しみを見出せない私はすぐそういう人と衝突するw カフェで「俺の経営論」みたいなのを語るハゲ店長が嫌すぎて「もう明日から来ないんで!」って啖呵切って辞めたこともあります。で、NZの飲食について。外国なのでもしかしたら日本と環境が違ってやり易いかもしれないという淡い期待を胸にここまで来ましたが、何せ働いてる人間がみんな日本人なので働き方は大して日本と変わりませんでした。。オーナーは40,50代の女性で、日本を離れたのはおそらく20年以上前になるのかな?その頃の日本の雰囲気を引き摺って凄く昭和然としている働き方をしている方でした。なんか一人で切り盛りする女将みたいな、圧がすげぇ人で、でも怒鳴ったりはしないので良い人ではあるんですが、常にチャキチャキすることを求められるのですごい疲れます。私が雇われた理由が、今働いてる二人の日本女子(友達同士)がそろそろいなくなっちゃうからその補充らしいんですが、あの、すごい人手不足な環境でした。二人いるところにプラスで私が補充されるんじゃなくて代打で初心者の私…先が思いやられる……ちょっとなぁ、という気持ちにさせられました。そんなテンションの私でしたが、突然の吉報が舞い込んで来ました。ロトルアにいた時に連絡して、その時は断られていた仕事に急遽補充で来ないか、オーナーのキウィもぜひおいでと言ってるよ、という内容でした。その連絡をしてくれた日本人の方と電話もして、テキストメッセージの時から親切な人だと思っていたのが、電話でももっと丁寧に説明してくれる人で、いやもうこっちが正解やん!行くしか!!となってしまいました。ただレストランは人手不足、ここに限らずどこも飲食は半年くらいは働いてくれる人を欲しているよ、って話をロトルアのサポーターの方からされていたのでどうしたものか、話を切り出すのが億劫だ、というのが第一の感想です。でも先にレストランで働いていた日本女子二人組に相談したら、一回話してみると案外どうにかなるかも!と言ってくれたので、意を決してオーナーにテキストメッセージを送ってみました。そうすると「『辞める時は4週間前に告知すること』と契約書にも書いてあります、それに合意する旨のサインもしてますよね?4週間働かないと取り合えません」という返事が……。契約書??たしかに初日の働く前にサインしたけど、オール英語の書類で、中身を確認する時間なんて貰えずただ言われるがまま隅にサインをしたあれか!ウワァ…!でも伊達にいろんなバイトをして来てる訳じゃないので、私はすぐに「契約は4週間持続するが、シフト制の仕事なのでただただその期間の大部分シフトが入らなかったというていにすれば何も問題ないのでは?」と思いつきました。この旨を説明した上で、①既にシフトが発表されている11/11まで働いて辞める②私の宿泊場所の予約が切れる10月いっぱいで辞める③最悪の手段だがどうしても取り合ってもらえないようならまだ数日しか働いていないので給料無しで即日辞める、この三つの選択肢を提示するメッセージを送信し、その日は寝ました。朝起きて見ると「では③の給料なしでお願いします。貸しているユニフォームなども適当なタイミングで返してください」という返事が。先に説明したようにオーナーは昭和体質の人で文章のスタイルも固く、やり取りが長く続くのは話がこじれそうな予感がしたため、「分かりました。ユニフォームもすぐに返します。」とその場では返事をしてしまいました。ただ日本で働いている時もバイトをバックれる人なんてざらにいましたがみんなその分の給料は貰っていたし、お店の日本女子によるとNZも同じですぐ辞めても給料は貰えていると言われました。色々焦ったものの、とりあえずせっかくサポーターの方に支援をお願いしているので連絡して状況を説明してみました。そうすると出国前に送った資料に労働問題についてのページがあり相談窓口が書いてあるのでそこに相談するといい、とアドバイスをくれました。相談窓口は三種類書いてありましたがその中の「Citizens Advice Breau」が滞在場所のすぐ近くにあり、今ならまだ営業時間中だ!となってすぐに歩いて向かいました。建物の三階にあったそこは、入るとパソコンの置いてあるデスクにそれぞれ人がいて、三窓口ありました。出入り口から一番近いデスクのお姉さんに、「あの、すいません、労働問題について相談があって…」と恐る恐る声をかけると明るく「OK!」と返事を返していただき、細かく話を聞いてくれました。私の拙い英語をお姉さんがサポートしてくれ、また問題の「4週間働く合意をしてしまった契約書」を持参していたのでそれをじっくり確認してくれました。お姉さんは、「あーこれは…私じゃ正しい判断ができないわ。これから契約書にサインする時は気をつけた方がいいわよ。」という尤もすぎる意見を述べ、しかしNZの労働局に電話で問い合わせてみるわ、とすぐに電話をかけてくれました。女神。めちゃくちゃ細かく確認してくれて、労働局のホームページにある雇用主と従業員の「Deduction」についてのページを細かく説明、「ここに書いてある通り、たとえ契約に合意してしまっても、その内容は給料を貰うという従業員の基本的な権利までをカバーする効力は持たない。ここ印刷してあげるし名刺も付けてあげるから、雇用主に渡すといいわ!あと雇用主と話すのに、あなた一人だと難しいわよね?労働局に人を寄越すように申請するわ!ほらこれ!」とパソコンの画面を見せてくれました。最後には「あなたの権利が認められて良かった、がんばって!」と送り出してくれました。優しすぎて号泣😭 帰り道にすぐオーナーにメッセージを作成。一連の流れと、このままだと労基の人が行くことになるよ!って書いて脅しました。そうすると「労基の方が来る日時が決まったら事前に教えてください。あと給料の支払いは一週間分を翌水曜日に振り込むシステムです、と労基の方に説明してください。」との返事が!!給料支払うよってストレートに書いてないのがもどかしいが、これは支払いを認めているってことかな?と思い、「分かりました。ただ労基の人が行くかどうかは私から要請することなので、このまま規定の給料が振り込まれるなら行くことはなくなるでしょう。」と返事。それから向こうの返事が来てない。ちょっと怖い!でもお店に行ってユニフォームと一緒に相談員の方が印刷してくれた労働局のホームページの説明と名刺がホチキス留めされた冊子を置いてきました。いつもは私に話しかけてくるオーナーが、その時は遠くにいて私のことを避けているようだったので対面で話は出来ませんでした。そして給料が振り込まれるであろう翌水曜日はちょうど今月いっぱいこの街に滞在する私が移動してしまった後の11/1なので、もしここまでして万一振り込まれなかった場合にお店に突撃することが出来ません。ちょっと怖いですが、そこは最低限オーナーの人柄を信用してみようと思います。もし無理なら遠隔でも本当に労基によってお店にガサ入れしてやる。私が泣き寝入りする人間だと思うなよ!!こっちは去年詐欺被害で警察と銀行を相手に申し立てをした経験があるんだからな!!という謎の自信を見せつけてみました。長くなりましたが労基事件の話はここでおしまいです。

 

本当はまだまだ話題を用意しているのですが、ちょっと疲れた&長くなってきたので次の記事で書きたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

( ᐡᴗ ̫ ᴗᐡ)